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【獣医師・愛玩動物看護師】フリーランスで生きていくためには?必要なスキル

2022.03.23

フリーランスで生きていくためには?ご存じでしょうか?一般的に必要なスキルと動物業界で勝ち残るために必要なスキルを解説します。今後はフリーランスとしての活躍の場が増えていきます。職場で働きながら以下の情報を頭に入れておきましょう。実はフリーランスという働き方が向いているかも?

目次
フリーランスとは?
フリーランスになるには?
フリーランスのメリット
 ①ストレスの緩和
 ②給料・待遇の改善
 ③時間の融通が利きやすい
フリーランス獣医師・動物看護師の将来性
 フリーランス獣医師の展望
 フリーランス動物看護師の展望

フリーランスとは?

フリーランスとは、会社や団体に属さず、個人で仕事を請け負う働き方のことを指します。自分の才覚などで仕事をしている人を言いますが、とても難しく思うでしょう。自分をしっかり自己分析でき、やりたいことを形にできる人は大いに向いています。

フリーランスになるには?

まずは、自分の特技は何か、資格は有しているか、今の職場で何を得意としているかなどを自己分析する必要があります。個人として企業・病院・その他業界で自分にできることは何か、確認しながら普段の仕事に従事し、アピールしていくことが大切です。

実際に、獣医師や看護師は技術職ですので、アピールできることで自分の待遇や給料面の改善が図れるかもしれません。また、転職の際は自己PR力を有することで、業務内容や給料の交渉もうまくいくかもしれません。薄給である獣医療業界で生きていくためには特に大切な力となります。

フリーランスのメリット

フリーランスで働くことで数々のメリットがあります。

①ストレスの緩和

動物病院では、決められた仕事を基本的に年功序列で行っていきます。
そこには数々のストレスが生じ、心身ともに疲弊してしまう方が増えてしまいます。

  • 自分のやりたい業務を遂行できない
  • 時間に縛られた働き方で、私生活に障害が起こる
  • 積みたい経験やスキル習得に時間を費やせない
  • 自分の特技を生かせない
  • 職場の人間関係が邪魔をし、職場で個性の発揮ができない
  • などなど

様々なしがらみと戦いながらの仕事になります。
どうぶつのために日々行動していきたいという考えの方にはもどかしい毎日になっているかもしれません。

②給料・待遇の改善

薄給の業界と認知されている、動物医療業界ではなかなか給料のアップは見込めないことが多いです。職場に勤めているうちはあくまで雇用されている側。どうぶつにも人にも優しい方が多い中、なかなか待遇面を見直してほしいと声を上げるのは難しいでしょう。

フリーランスという立場になると、対等な関係で契約を結ぶことができます。技能次第にはなりますが、自分の市場価値に合った待遇で雇ってもらうことが可能になります。

③時間の融通が利きやすい

②で述べたように自分の就業条件が決めやすく、働き方に幅が出ます。自分の時間も確保でき、家事や育児などのプライベートの充実はもちろん、自己PRに慣れてきたらそのほかの働き方の発見につながるかもしれません。週3は動物病院で働き、週2はそのほか自分のスキルを活かせる分野で働くこともできるでしょう。

フリーランス獣医師・動物看護師の将来性

フリーランス獣医師の展望

獣医師では専門医や認定医といった資格を持つ先生方が多い形態ですが、今後オールラウンドにこなす総合診療医や企業との間で新たな立ち位置を構築していくフリーランス獣医師が増えていくでしょう。

and Vetではフリーランス獣医師に向け様々な事業と掛け算することで獣医師の市場価値向上を図っています。現在は動物愛護団体やペットショップ・トリミングなどの動物産業はもちろん飲食チェーンやIT関係の方とお仕事をしております。今後更なる業界に進出し、仕事の幅を拡大していきます。

フリーランス動物看護師の展望

動物看護師では、国家資格化されさらに技術職としての技能の優劣が評価されることとなるでしょう。看護の技術はもちろん、動物の栄養管理や検査の技術も必要とされる未来も近くないと思います。個人的には愛玩動物看護師だけでなく栄養士、検査技師、理学療法士など更なる再分化も図られるのではないかと予想しています。トリマーさんも個人事業主となりサロンと契約したり、カットについて皮膚のケアについてオンラインサロンを立ち上げ、セミナーをしている方も見受けられます。新しい可能性は無限大です。


弊社の目指す動物業界の発展は獣医療業界従事者の幸福度上昇から始まります。
幸福度の向上がどうぶつ達に対しての熱量に代わり、獣医療の発展につながると考えます。
弊社の紹介をこちらに記載しています。一度見てください。
興味があればお問い合わせからご連絡を

次回以降フリーランスに必要な事務事項などもまとめていきます。ご参照ください。


この記事を書いた人
 
株式会社 and Vet 
獣医師 金井 一晃

麻布大学獣医学部卒業
日本獣医循環器学会 所属

動物の幸せは動物業界に関わる人々の幸せから