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創業5期目を迎えて――代表取締役 安岡の創業ストーリーと「どうぶつに関わる人が真っ先に思いつく会社」へ

2025.11.01

 株式会社and Vet(東京都台東区、代表取締役 安岡 恵斗、以下、当社)は、2021年の創業以来4年間、「どうぶつに関わる人が真っ先に思いつく会社へ」というビジョンのもと、動物病院運営にとどまらず、教育事業・人材紹介・製薬卸事業などへと事業領域を拡大してまいりました。
 創業5期目という節目を迎えるにあたり、代表取締役 安岡 恵斗(以下、安岡)より、動物医療業界に感じてきた課題意識や、当社を立ち上げるに至った背景、現在の事業ポートフォリオに至るまでの歩みについて、あらためて語りました。本記事では、その内容をもとに、当社創業の原点、病院経営において大切にしている価値観、そして今後5年で10病院体制の実現を見据えたビジョン・構想についてご紹介いたします。

<創業5期目を迎えて――“どうぶつに関わる人”を支えるネットワークづくり>

 当社は、2021年の創業以来、「どうぶつに関わる人が真っ先に思いつく会社へ」というビジョンのもと事業を拡大してきました。現在は、and Vet動物病院グループとして5院・トリミングサロン1施設を運営しながら、愛玩動物看護師国家試験対策模試や学習アプリケーション「どうぶつ看護ポータル」の提供、有料職業紹介事業、製薬卸事業への参入など、動物医療を取り巻く業界全体を視野にアプローチしています。

 創業5期目となる今、当社が目指しているのは、単に病院数を増やすことではありません。動物病院の経営と臨床を分離し、複数の獣医師によるチーム医療体制を築くことで、診療の質と学びの双方を持続的に高めていくこと。そして、M&Aを通じて地方の歴史ある病院をグループインし、医療レベルの維持・向上と事業承継の課題解決を両立させる「ネットワーク型」の成長モデルを構築することで、「どうぶつ」と「どうぶつに関わる人」の両方を支えることを志向しています。

 本記事では、そうした構想の原点となった安岡の原体験や、病院経営で大切にしている価値観、そして5年で10病院体制を目指すビジョンについて、あらためてお伝えいたします。

<動物が好きなだけでは終わらせない、獣医師としての原点>

 動物医療の道を選んだ理由は、シンプルに「動物が好きだったから」―― 安岡は、どのような人間であっても全力で信頼し、しっぽを振って頼ってくれる犬との出会いから始まり、言葉を話せないにもかかわらず豊かな感情を全身で伝えてくる動物たちの姿に惹かれ、獣医師を志すようになりました。

 やがて診察の現場に立つ中で、「話すことのできないどうぶつの命を守る」という尊い仕事を担う獣医師や愛玩動物看護師自身が、過酷な労働環境によって心身をすり減らしているという現実に直面しました。とある調査では、獣医師は人間の医師よりもはるかに多く命の終わりに向き合い、自殺率も高いとされています。安岡は「動物を守る人たちが自らの心を病む業界に未来はない」と強い危機感を抱いたことが、すべての原点であると語っています。

<and Vet創業の背景――“どうぶつに関わる人”を支える会社へ>

 世の中では動物愛護の考え方が広がり、動物そのものに光を当てたサービスは年々増えています。一方で、動物のために働く人たちの就労環境には、いまだ多くの課題が残されたままです。長時間労働、感情労働、経営と医療の板挟み――そうした負荷を少しでも軽くし、この業界に「笑顔と活力」を取り戻したいという想いから、2021年に当社を創業し、「『 』×獣医師」という異業種との掛け合わせを通じて新たな価値を創造することを決意しました。

<病院経営で一番大切にしている価値観――「自分の家族を任せたいと思える病院」>

 安岡が病院経営で何より重視しているのは、「病院スタッフが、自分の家族を任せたいと思える病院であること」です。獣医師の知識や技術は当然として、飼い主が見ることのできない入院中や手術中の対応を一番近くで見ているのは、同じ病院で働くスタッフたちです。従業員価格だからではなく、「この病院の医療を受けさせたい」と心から思ってもらえる病院でなければならない――そのような信念が、日々の診療クオリティを支えています。

 一日の診察件数は数十件に及びますが、獣医師にとっての一件は、飼い主にとって年に一度のかけがえのない受診かもしれません。症状の軽重にかかわらず、目の前の一頭一頭に全力で向き合うことを、グループ全体で徹底しています。

<ビジョンと事業モデル――5年で10病院のネットワーク構想>

 and Vet動物病院グループは、創業から4年で5院・トリミングサロン1施設を展開する動物病院ネットワークへと成長しました。今後5年で10病院体制を目指す成長戦略の中核にあるのは、「適切なタイミングで、適切な場所に病院を展開し、正しい環境と正しい教育で三方よしの医療グループをつくる」という考え方です。

 日本の動物病院の約8割は獣医師1名体制と言われており、多忙な診療の合間を縫って学び続けることには限界があります。当社は、臨床と経営を分離し、複数の獣医師によるチーム医療体制を構築することで、診断・治療の精度を高めてきました。さらにM&Aを通じて地方の歴史ある病院をグループインし、医療レベルの維持・向上と事業承継の課題解決を両立させる「ネットワーク型」の成長モデルを志向しています。

<「どうぶつとその家族」と「どうぶつのために動く人」への徹底したGiverであること>

 and VetグループのValueは、「どうぶつとその家族」と「どうぶつのために動く人」への徹底したGiverであることです。新しく仲間になる人に対して「目の前の人が何を求めていて、どうしたら楽になるか、喜ぶか、助かるかを考えられる人であってほしい」。誰かが損をして生まれる利益ではなく、誰かが得をして生まれる利益を追求する――そんな価値観に共感する人材が集まっていることが、当社tの大きな特徴です。

 採用においても、「やりたいこと」と「やっていること」が重なることを何より大切にしています。目標と会社の成長が重なっていない状態で無理に条件だけを整えても、数年後には関係が破綻してしまう可能性があります。当社では入社前から徹底して本人のやりたいことを言語化し、それを会社としてどこまで提供できるかをすり合わせます。病院の成長が、その人の人生の充実と直結するような関係性を目指しています。

<今後の展望――「どうぶつに関わる人が真っ先に思いつく会社」へ>

 安岡は、自身の人生理念を「多くの人を巻き込み、物心共に豊かに、非再現性の人生を共に歩むこと」と定めています。それはそのまま、当社の企業理念である「どうぶつも人も全部巻き込んで幸せにする」に繋がっていきます。

 将来どの病院に行っても、多くの獣医師の知見が反映された「抜けのない獣医療」が当たり前に受けられる世界をつくること。そして、どうぶつが好きでこの業界に飛び込んだ人たちが、「なんか違う」と思いながら働くのではなく、自らのやりがいとどうぶつの命を救うことがダイレクトにつながる環境を整えていくこと。その実現に向けて、and Vetグループは5年10病院のネットワーク構築と事業拡大に挑み続けています。

 最後に安岡は、「僕はワクワクするような仕事が大好きです。“どうぶつに関わる人が真っ先に思いつく会社に”というビジョンを、一緒に達成してくれる仲間を待っています」と笑顔で語りました。

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